森久美子プロフィール
27歳より、フラメンコを始め、「ペーニャフラメン」を結成。フラメンコに興味のあるメンバーで、様々なコンサートを開催。フラメンコ舞踊を、イトウマリ、パキータ、佐藤やす子に師事後、1989年、2児と共に渡西。3か月をかけてスペイン全土を回り、各地のフラメンコを鑑賞。又、レッスンを各地で受け、フラメンコの認識を深め帰国。帰国後、関西の有名カルチャーセンターにフラメンコ舞踊講師として迎えられ、フラメンコ舞踊講師として活動。1995年、来日中のフラメンコの大御所、アンへリータ・バルガスに「ヒターナ(ジプシー)の様に踊る」と絶賛され、「マリア・エストレ―ジャ」というスペイン名を称与される。
1989年、熊野体験博覧会野外劇場に於いて、2000人の前で「フラメンコ」と「和楽器」の融合作品「MONONOKE」を公演。
2000年、ニューヨークにおいて「オリエンタルフラメンコ」と題して尺八とコラボし、地元ニューヨーカーに好評を得る。その後、舞台公演において日本の文化とフラメンコを融合した作品を数多く発表。
2001年、「和歌山フラメンコ協会」設立。
2004年「熊野古道世界遺産登録記念公演」においては、10人の高野山僧侶の声明と共にフラメンコを舞う。
2005年、イタリアにて「フラメンコ・高野、熊野を駆ける」を公演。
2007年、イリュージョンとコラボした作品「オペラ座の怪人」を、和歌山・岐阜・東京において公演し、絶賛を浴びる。
2008年、和歌山県主催で「炎の道成寺・清姫伝説」を公演。
2011年、能との融合作品「情念・悲恋の六条御息所」を公演。
2012年、「AMATERASU」をスペインで公演、本場スペインで大喝采を浴びる。
2013年「AMATERASU」を東京・大阪でも公演し、ともに大成功を収める。
2014年、文化庁地域活性化事業公演に於いて「侍フラメンコ・吉宗」を公演。和とフラメンコ、さらには、和歌山の文化・歴史・伝説・史実を、フラメンコの魅力をとりまぜながらの舞台創作に意欲を注ぎ、フラメンコと和楽器、和の文化の魅力を発信中。
2005年、和歌山県文化アドバイザーに任命される。2009年、和歌山県文化奨励賞受賞。
2016年、和歌山市文化功労賞受賞。
現在、スペインと和歌山を往復しながら、後進の指導にも情熱を傾けている。
まだ、日本では、フラメンコが珍しかった頃、
小学生の娘二人の手を取って飛び込んだスペイン。
ただ一つの想いを胸に、初めて海外へ旅立った・・。
本場スペインのフラメンコを生で体感したい。
洗練された美女たちのマドリードのフラメンコ
土の匂い湧きたつグラナダの家族で踊るフラメンコ
弾丸の様な情熱に圧倒されたセビージャのフラメンコ
エレガントで小粋なバルセロナのフラメンコ
フラメンコに関して何も情報がなかった時代。
自分の目で観、身体で感じたフラメンコに、
さらに魅了されて帰国した。
あれから、26年・・・。フラメンコは日本でも人気のある舞踊の一つになりました。時を同じくして私も夢中になってフラメンコと共に生きてきました。
26年かけて培ってきたフラメンコ舞踊の魅力、フラメンコの全てを、フラメンコに興味のある全ての方に惜しみなくお伝えしたい。
これが、<ラ・ダンサアンダルシア>のモットーです。